キッチンカーブームで私の住む愛媛県でもたくさんのキッチンカーが開業しました
コロナ禍でお客様が減ってしまった飲食店などが補助金などの制度も利用してどんどん参入してきました
稼働していないキッチンカーも含めると多い時で300台から400台もあると、ローカルテレビで言っていたのを聞いたことがあります
かなり驚きです
最近はそのブームも落ち着いて辞めていくお店もあります
寂しいですが皆さんそれぞれの道があるので仕方ないです
そんな中、Axel Cafeがなぜ今も変わらず運営できているのか?自己分析になりますがお話しようと思います
キッチンカー協会に所属
キッチンカーのお仕事は
まず出店場所がなければ始まりません
キッチンカーを始めて最初の半年ぐらいはまだまだ横の繋がりも少なく、出店できる場所も限られていました
それでも私達が何とかやってこれたのは初心者でも参加できるイベントに恵まれていたからです
私の住む愛媛県にはキッチンカー協会というのがあります
日頃の出店場所プラスこのキッチンカー協会からの依頼がとても大きいです
この協会の目的は地震や津波などの災害の際に自治体などと連携をとり迅速にキッチンカーを被災地に派遣することです
そしてこのキッチンカー協会の凄いところは
会費もなく所属してあるキッチンカーと企業や自治体などのイベントでキッチンカーを必要としている所を繋げてくれるところです
愛媛県以外にこういった協会があるのかは詳しくは分かりませんが
キッチンカー協会はあるけど会費が高い所があると言う話を一度聞いたことがあります
私はインターネットでキッチンカー協会の事を知り、オープンしてすぐに加入出来ないかを協会に問い合わせました
するとすぐに返事がきて面接を経て所属させていただくことが出来ました
キッチンカー協会から要請があった時は最優先で出動するお約束になっています
なので急な要請のために少しだけ材料をストックするようにしています
日本は震災が本当に多い国なので、このすごい制度がほかの県にも広がって行くといいなと思います
今も変わらずキッチンカー協会さんからはたくさんのお仕事をいただいてます
本当に感謝です
挨拶がとにかく大事!
イベント出店で1番大事なことは挨拶だと思います
現在地に到着してキッチンカーを配置に停車
準備が整ったら私か旦那さんどちらかが他のキッチンカーさん達にご挨拶に行きます
特に旦那さんはどんなに大きなイベントでも端から端まで回ってご挨拶します
できる限りですがすれ違うスタッフさんにもよろしくお願いしますのご挨拶も大事です
挨拶することによって何かあった時のスタッフさんの対応もスムーズになったりします
旦那さんは挨拶と一緒にたわいもない話をしたり、最近の皆さんの様子などを聞いたりしています
そうやってお互いの情報交換やイベントの紹介などをすることでまた次のイベントが見つかって、そこでまた新しい出会いがあります
その繰り返しで今は奇跡が起きました✩.*˚
会社で雇われていた頃の私はあまり人と関わるのが得意ではなかったのですが
そんな私でも今はたくさんの人と繋がることができました
キッチンカーを続けることが出来るのは、挨拶で繋がった出会いを大事にしてきたからだと思います
暑い日でも雨の日でも旦那さんは欠かさず挨拶に行ってくれます
本当に感謝です
平日の出店場所は月に1回の固定にしてます
Axel Cafeをオープンしてからコツコツと平日に出店できる場所をたくさん開拓しました
今ではありがたいことに出店場所がたくさんあり過ぎて出店できず、チャンスロスが起きているくらいです
このたくさんある出店場所それぞれの場所にできるだけ月1回出店するようにしています
スーパーだったら売り出し日に合わせたり、どこかの飲食店の駐車場をお借りする場合だったら、曜日を固定にして4週、5週あるうちの1日だけ出店します
例えばお客様には
「この場所は毎月月曜日のどこかに出店させていただいてます」とお伝えします
そうすることでSNSを利用していないお客様でもその曜日に出店しているかを確認しながら出店場所の辺りを通って確認してくれたりします
もちろんタイミングが会わないこともありますが
何ヶ月かして「やっと来れたよ〜」って言いながら来てくださったりします
キッチンカーというのはとにかくわかりやすいことと、覚えやすいことは鉄則だと思います!
そしてキッチンカーはどうしても価格が高いので月に何度も出店するとその出店場所が生活圏のお客様にとって負担に感じてしまうかもしれないと思ってます
せっかくお越しいただいたお客様にまた次来てもらえる工夫はとても大事です
夫婦二人で頑張っている
旦那さんはキッチンカーを始めた時はまだ会社勤めでした
先の見えないキッチンカー業界に参入して初めは上手くいってたとしても
もし売り上げが下がって3人の子供たちを路頭に迷わす訳にもいかないので、旦那さんの会社勤めは一種の保険のようなものでした
ただ平日は会社、土日はキッチンカーの手伝いで旦那さんは体力的にも精神的にもキツかったと思います
最初の一年はそこそこ売上はあっても、初期費用がかさんだりで結構大変でした
そんな中で金銭的には苦しかったけど、思い切って夫婦経営という道を選びました
旦那さんは飲食店経験はあったけどクレープは初心者だったので、その代わり重い荷物の運搬、レジやドリンク作り、他のキッチンカーさんとのコミュニケーションなど私の手が届かない所をしっかりフォローしてくれました
今ではもうすっかり1人前に焼けるようになって1人出店もこなせるようになってます✩.*˚
夫婦経営にはもちろんメリットとデメリットがあると思いますが
うちはメリットが大きかったです
夫婦二人で毎日キッチンカーの話しばかりしています、その話の中でアイデアがどんどん出てきます
時には喧嘩するもともありますが
仕事しているうちにいつも通りになってます
反省したり改善点を考えるにはやはり違う目線で相談できて、それと同時に理解してくれる人が近くにいてくれると全然違います
旦那さん1人でとか奥さんだけが1人でキッチンカーをされてる方もたくさんいると思いますが
本当に毎日大変な仕事なので理解してくれる家族や相談できる人はやはり必要かなと思います
自由に変化して常にもっと上を目指す
売上が本当に悪い日もあります
材料費や交通費、出店料など売上が無くてもかかってくるのでマイナスになることもあります
だからと言って悲観的になるのではなく
それは天候によるものなのか?
初めての出店場所だからなのか?
近くで大きなイベントがあったからか?とか
なぜ?今日はお客様に来ていただけなかったのかをちゃんと考えることが大事だと思います
メニューのカラーや写真を変えてみたり
タペストリーやのぼりを作ったり
商品も同じものだけじゃなく限定を作ったり
お客様からの要望を出来るだけ叶えることなど
せっかくの個人経営なので急な変更も自由です
そのメリットをフル活用して、やり方が合ってないと思ったらどんどん変えていきます!
※キッチンカーでも会社経営で雇われてお仕事されている方もいて、個人経営に比べるとすぐに対応するのは難しいこともあるかもしれないです
キッチンカーさんの中には毎回会う度に違うメニューを出している方もいます
少し大変でも料理の得意な方はそれもひとつの方法だと思います
お客様は色々食べられて嬉しいですよね
キッチンカーはダメだと思ったことを続けていても意味がありません
やってみる→失敗→改善→失敗→改善
オープンしてからずっとこの繰り返しです
出店場所もキッチンカーに向いていない場所もありますし
集客をしっかり頑張ってくださるイベンターさんもいればその逆もあります
そんな時はきちんとお断りすることも大事な仕事だと思っています
そうしているうちに、経験値が上がって自分のお店らしさも見つかってくると思います
まとめ
キッチンカーはとても大変な仕事ですが
私にとってその大変さも楽しさの一つだと思っています
いつも前を向いて
数ある中うちのキッチンカーを見つけてくださったお客様に笑顔でおかえりいただけるよう
日々頑張っています
キッチンカーについてこんなものじゃ
全然書き足りないです
好きとこだわりが強すぎですみません
完全に自己満ですが
それでも誰かに届くといいなと思ってます
読んでいただきありがとうございます✩.*˚
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